10.4-14

P.O.N.D.2024

となり合う、広がる。
SIDE BY SIDE

About

P.O.N.D.2024
SIDE BY SIDE/となり合う、広がる。
第5回目を迎える、アート&カルチャーイベント〈P.O.N.D.〉。今年も渋谷PARCOを拠点に、アート、音楽、ファッションなど、さまざまな表現者たちが集います。「PARCO Opens New Dimension」、アーティストと鑑賞者の中に新たな視点とインスピレーションを生む場となるべく、エキシビションやパフォーマンスのイベントを開催いたします。

2024年のコンセプトは、「SIDE BY SIDE/となり合う、広がる」。日々、多くの情報を受け取りながら、多様な価値観や在り方が謳われる現在。〈P.O.N.D.〉での鑑賞体験を通して、もう一度同じものを隣り合って見る。自分とは異なる考え方を持つ人と肩を並べ、同じ視線に立ってみる。他者との内なるコミュニケーションを通して、今よりもさらに視界が広がっていくような空間を目指します。

日本の中で最もスクランブルな都市にある渋谷PARCOだからこそ、違うものを見ること、同じものを見ることについて考えるきっかけを。アートとカルチャーのエネルギーであふれる11日間をお楽しみください。

会期 / 2024年10月4日(金)~2024年10月14日(月・祝)
主催 / 「P.O.N.D.2024」実行委員会
アートディレクション / 加瀬 透
空間デザイン / GROUP
ムービーディレクション / 長谷川大祐
企画制作 / PARCO、RCKT /Rocket Company*

  • GROUP
    GROUP | SPATIAL DIRECTOR
    GROUPは建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に共同できる場の構築を目指し、設計・リサーチ・施工をする建築コレクティブ。 主な活動として、設計・施工「夢洲の庭」(大阪府、2025)、設計・運営「海老名芸術高速」(神奈川県、2021)、設計・施工「新宿ホワイトハウスの庭」(東京都、2021)、企画・編集「ノーツ 第一号 庭」(NOTESEDITION、 2021)、設計「EASTEAST_TOKYO」(アートフェア会場構成、2023)、グループ展「Involvement / Rain / Water Passage」(金沢21世紀美術館DXP展、2023)、個展「島をつくる | Plannig Another Island」(MYNAVI ART SQUARE、2024)、個展「手入れ / Repair 」(WHITEHOUSE、2021)など。
    https://www.groupatelier.jp/
    コメント
    渋谷PARCOは、1973年の開業から、ファッション、エンターテイメント、アート、テクノロジーが集まる場として、渋谷とともに変容し、成長し続けてきました。この施設は渋谷が発信し続けるカルチャーの歴史そのものです。
    <P.O.N.D. 2024>のテーマは「SIDE BY SIDE」、隣り合うことです。私たちはリサーチをもとに、作品とともに、渋谷PARCOのアーカイブの断片が漂う場所をつくります。展示空間什器は主にダンボールでつくられ、渋谷PARCOのこれまでが少しだけ崩れながらも再現されます。
    <P.O.N.D. 2024>では、時のアーカイブとアートが隣り合うことで、新たな気づきや懐かしい思い出、そして渋谷という街に再び出会う展示をつくります。
  • 加瀬 透
    加瀬 透 | ART DIRECTOR
    美術・音楽・ファッション・映画等の領域でのグラフィックデザインワーク、また〈存在者の痕跡〉や〈グラフィックオブジェクトにより立ち上がるイメージの場〉を巡る制作・展覧会を行い、各種メディアへのコミッションワーク等も行う。近年の個展に『2つの窓辺』(CAGE GALLERY、2021年)。参加したグループ展に『エナジー・イン・ルーラル|Energies in the Rural』(国際芸術センター青森 ACAC、2023年)、『痕跡|Traces』(On Tokyo、2023年)がある。受賞歴にJAGDA新人賞、第56回造本装幀コンクール 審査員奨励賞等。
    https://torukase.com/
    コメント
    「今年のP.O.N.D.は『SIDE BY SIDE』というテーマです。例えば、さまざまな人たちがある1つの作品を鑑賞する際に、それぞれ異なる思いや感情を抱いたりする。逆から見れば、さまざまな人たちが異なる思いや感情を抱いているその作品は1つの作品である。」というような話をキービジュアル制作当初に受けました。
    そこで私は1人の制作者として、日々制作をしている自分の一方の手を使って、いくつかの異なる環境下で、いくつかの手のイメージを制作し、それらをキービジュアルとして提案しました。
    キービジュアルとなったいくつかの私の手は、私の1つの手であると同時に、それぞれのイメージの中では別の印象を持つ複数の手でもあります。
    また、デジタルサイネージ制作(動画制作)においては、Daisuke Hasegawa Studioの長谷川大祐さん、坂東拓海さんが、それらの私の手のイメージに対して再解釈を行い、動画制作をされました。

Contributors

Artists

Exhibition

  • PARCO MUSEUM TOKYO

    渋谷PARCO 4FのPARCO MUSEUM TOKYOでは、多様なバックグラウンドを持つ12名のアーティストたちによる展示を開催。絵画、映像、写真、インスタレーションなど、ジャンルを超えた作品が集結し、見る者の感性を揺さぶります。今年は6名のコントリビューターを迎え、それぞれが持つ独自の文脈から1名の作家を推薦いただきました。建築コレクティブ・GROUPが作り上げた、渋谷PARCOの歩みとアーカイブの断片が漂う空間構成も合わせてお楽しみいただけます。
    また、会場では展示作品や関連グッズの販売も行いますので、ぜひお立ち寄りください。

    会期
    2024年10月4日(金)~2024年10月14日(月・祝) 11:00-21:00
    ※最終日は18:00閉場
    会場
    PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
    入場料
    無料
    空間ディレクション
    GROUP

    Artist

  • ©️ Ana Scripcariu-Ochiai

    1F Entrance

    公園通りに面する、渋谷PARCO 1F正面エントランスでは、気鋭の作家スクリプカリウ落合安奈の作品《This Side of The Other Side》を展示。
    2015年からさまざまな土地で参加型のプロジェクトとして展開してきた本作品は、鑑賞者が写真を撮ることで、空間的・時間的な差異を超え、イメージ上でつながっていくような感覚を体感できます。

    会期
    2024年10月4日(金)~2024年10月14日(月・祝) 11:00-21:00
    会場
    渋谷PARCO 1F正面エントランス
    入場料
    無料

    Artist

Events

  • Opening Party

    イベント初日には、10F ComMunE & ROOF TOP PARKにてオープニングパーティーを開催します。
    ライブアクトとしては、中毒性のあるダンスミュージックで国内外のフェス、フロアを揺さぶるユニット・どんぐりず、モデルやDJとしても活躍するアップカミングなシンガーSUNNY ONLY 1、Dos Monosのメンバーであり、ラッパー・トラックメイカーとしてオルタナティブな音楽を発表し続ける没 AkA NGSの3組が出演。さらにDJとしてthe hatchのヴォーカルmidoriが参戦するなど、豪華なラインナップが、渋谷の夜を盛大に盛り上げます!

    日時:2024年10月4日(金)開場18:30 開演19:00 (予定)
    会場:渋谷PARCO 10F ComMunE & ROOF TOP PARK
    入場料:無料 ※ただし入場制限あり
    追加情報は公式InstagramParco Artにて随時発表いたします。

    Artist

  • P.O.N.D. AWARD

    PARCO MUSEUM TOKYOにて開催されるグループ展の出展者の中から、鑑賞者の皆さまの投票により1名を選出いたします。
    2025年秋、「P.O.N.D. AWARD 2024」グランプリ受賞アーティストへのプライズも後日発表を予定しています。
    *選考方法等、詳細は公式Instagramにて公開予定。

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